測定項目
亜硝酸(高濃度)、亜硝酸態窒素(高濃度)この製品は、工場排水をはじめ、いろいろな検水中のイオン状態の亜硝酸(NO2–)を測定することができます。
付属の標準色には、亜硝酸イオンが上段に、亜硝酸態窒素の値が( )内に表記されています。測定する目的にあわせて、使い分けることができます。
測定目盛 (mg/L)
【亜硝酸イオン】 16、33、66、160、330、660以上 mg/L【亜硝酸態窒素】5、10、20、50、100、200以上 mg/L
反応時間
5分海水での使用可否
海水によっては発色に時間がかかり、通常の25~50%の発色になる場合がありますが、時間を延長して10~20分でみると、ほぼ近い値が得られます。測定原理
グリース変法利用目的(太字は主な利用目的)
- 排水管理
- 工程管理・品質管理
- 設備維持管理
- 飲料水検査
- 環境調査
- 教材・自由研究
- 養魚管理(水槽)
- 農業(施肥管理)
- 水質事故調査(河川)
測り方
(1)チューブの先端のラインを引き抜きます。 |
(2)中の空気を追い出します。 |
(3)穴を検水の中にいれ、半分ぐらい水を吸い込みます。 |
(4)数回振りまぜ、指定時間後に図のように標準色の上にのせて比色します。 |
比色の注意点 |
(1)一番下の色の値が「0mg/L」の場合0mg/Lでも呈色します。
(2)標準色の色と色の間の発色の場合には、だいたい中間の値を読んでください。
(3)一番下の色の値が「○○以上」の場合は、これ以上高濃度になっても変色状態はほとんどかわりません。
(4)反応時間は必ず守ってください。特に温度によって反応時間が変わる項目は厳守してください。