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アンモニア

CASNo7664-41-7

該当法規:安衛法(表示物質)(危険物:可燃性)、(通知対象物)、特化則(第3類物質)

別名
液体アンモニア、 液安
おもな用途
窒素肥料・硝酸・ソーダ製造、冷媒、無機薬品、染料、硝安爆薬、金属表面窒化、ナイロン・アクリロニトリル製造
性質
・無色気体(液化ガス)、息づまる刺激臭
・水に可溶
・分子量 : 17.0
・気体比重 : 0.6
・融点 : -77.7℃
・沸点 : -33.4℃ 発火点 651℃
(注)ボンベの充てん圧力は、20℃で8.8MPa、55℃では約2.2MPaに上昇する。
危険・有害性
人体への影響 ・高濃度のガスを吸入すると肺水腫を起こし、呼吸が停止する。
・皮膚、粘膜に対する刺激および腐食性が強く、その作用は組織の深部に達しやすい。
・高濃度のアンモニアが目に入ると、視力障害を残すことがある。
必要保護具と管理濃度
ゴーグル
マスク ・アンモニア濃度3%以下の場合は、アンモニア用防毒マスクを使用する。
・高濃度の場合は、送気マスクを使用する。
防護服
アンモニアガス
タイケムTK
化学手袋
濃度 北川式ガス検知管 ガステック検知管
緊急時の措置
消火方法 耐アルコール泡・炭酸ガス・粉末消火器
目に入った場合 直ちに多量の流水で15分間以上洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。
皮膚に付いた場合 直ちに汚染された衣服や靴を脱がせ、付着または接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。
吸入した場合 ・直ちに被災者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診察を受ける。
・呼吸困難または呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。肺水腫のおそれのあるときは、経過観察が必要である。
飲み込んだ場合 速やかに医師の診察を受ける。

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