エチレンイミン
CASNo 151-56-4
該当法規:安衛法(表示物質)(危険物:引火性)、特化則(特定第2類物質、特別管理物質)
別名 | ||
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アジリジン、 アジラン、 ジメチレンイミン、 アミノエチレン | ||
おもな用途 | ||
農業、タウリン等の有機合成原料 | ||
性質 | ||
・無色液体、強アンモニア臭、揮発性あり。 ・水、有機溶剤に可溶 ・不安定のため安定剤としてか性アルカリを用いる。 ・分子量 : 43.1 ・比重 : 0.8 ・蒸気密度 : 1.5 ・蒸気圧 : 21.3kPa (160mmHg) (20℃) ・融点 : -74.2 ・沸点 : 55~56℃ ・引火点 : -11.1℃ ・発火点 : 320℃ |
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危険・有害性 | ||
人体への影響 | ・粘膜や皮膚に触れると、激しい薬傷を起こす。 ・目に入ると角膜の損傷を起こす。 ・吸入すると呼吸器を侵し、肺水腫を起こすことがある。 ・体内に吸収されると骨髄の障害が起こり、白血球数が減少する。経皮吸収もある。 ・人間が臭気を感知できる濃度は2ppmである。 |
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必要保護具 | ||
ゴーグル | 要 | |
マスク | 有機ガス用防毒マスク | |
防護服 | 要 タイケムTK |
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化学手袋 | 要 | |
管理濃度 | 0.05ppm | |
緊急時の措置 | ||
消火方法 | ・注水禁止 ・泡・炭酸ガス・粉末消火器 |
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目に入った場合 | 直ちに多量の流水で15分間以上洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
皮膚に付いた場合 | 直ちに汚染された衣服や靴を脱がせ、付着または接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
吸入した場合 | ・直ちに被災者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診察を受ける。 ・呼吸困難または呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。 ・肺水腫を起こす可能性もあり、経過観察が必要である。 |
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飲み込んだ場合 | 速やかに医師の診察を受ける。 |