リン化水素
CASNo7803-51-2
該当法規:安衛法(危険物:可燃性ガス)
別名 | ||
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ホスフィン 、水素化リン | ||
おもな用途 | ||
くん蒸剤(葉たぱこ、穀物、飼料)、半導体製造原料、ド-ピング剤 | ||
性質 | ||
・気体 (液体は無色透明)、ニンニク臭、水に可溶
(26ml/100cc)、エタノ-ル、エ-テルに可溶 ・分子量 : 34.00 ・気体比重 : 1.2 ・蒸気圧 : 3、530kPa (26、540mmHg) (20℃) ・発火点 : 149℃ ・沸点 : -87.7℃ ・融点 : -133℃ |
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危険・有害性 | ||
人体への影響 | ・急庄中毒として、初め悪臭を感じ頭痛、胸部不安、嘔吐、悪寒、横隔膜部位の疼痛があり、次いで呼吸困難、無力感、気管支炎、呼吸気道の浮腫、水腫、歩行困難より昏睡して死に至る。 ・慢性中毒:貧血、中枢神経障害、歯牙、骨格の脆化などリンと同様の症状を示す。 |
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必要保護具と管理濃度 | ||
ゴーグル | 要 | |
マスク | リン化水素用防毒マスク、送気マスク | |
防護服 | 要
タイケムTK |
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化学手袋 | 要 | |
管理濃度 | 0.3ppm | |
緊急時の措置 | ||
消火方法 | ・漏れがすぐに止められない場合は燃えるにまかせる。 ・水噴霧、泡・炭酸ガス・粉末消火器 ・危険でなければ容器を火災区域から移動させる。 ・火災にさらされた容器を、完全に火が消えるまで側面から水をかけて冷やす。 |
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目に入った場合 | 直ちに多量の流水で15分間以上洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
皮膚に付いた場合 | 直ちに汚染された衣服や靴を脱がせ、付着または接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
吸入した場合 | ・直ちに被災者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診察を受ける。 ・呼吸困難または呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。 ・肺水腫のおそれがあるときは、経過観察が必要である。 |
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飲み込んだ場合 | 速やかに医師の診察を受ける。 |