五酸化バナジウム
CASNo1314-62-1
該当法規:安衛法(表示物質)、特化則(管理第2類物質)
別名 | ||
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バナジン酸 、酸化バナジウム |
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おもな用途 | ||
硫酸・無水フタル酸・無水マレイン酸・アニリンブラックの製造の際の触媒、バナジン化合物製造原料ガラス製造(紫外線吸収) | ||
性質 | ||
レンガ状の赤色物、融点690℃、1750℃で分解する。酸、アルカリに溶ける。 | ||
危険・有害性 | ||
人体への影響 | ・急性症状としては、粘膜の刺激作用があり、鼻カタル、気管支炎、せき、くしゃみなどの症状がみられる。 ・重症の場合には急性肺炎、喀血、視神経炎の症状がみられる。 ・慢性症状としては、皮膚の蒼白、手指の振せん、せき、気管支炎、胸痛がみられる。 ・なお、ばく露された作業者には舌の緑黄色がみられる。 |
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必要保護具と管理濃度 | ||
ゴーグル | 要 | |
マスク | 防じんマスク | |
防護服 | 要 | |
化学手袋 | 要 | |
管理濃度 | 0.03mg/m3 | |
緊急時の措置 | ||
目に入った場合 | 直ちに多量の流水で15分間以上洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
皮膚に付いた場合 | 直ちに汚染された衣服や靴を脱がせ、付着または接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
吸入した場合 | 直ちに被災者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診察を受ける。呼吸困難または呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。 | |
飲み込んだ場合 | 速やかに医師の診察を受ける。 |