1821HG全面型防じん防毒併用マスク
ガス濃度0.1%以下有機ガス用吸収缶に区分L3対応の高性能アルファリングフィルターを内蔵した防じん防毒併用タイプのマスクです。
会話のできる伝声器付
1821HG
興研株式会社製
国家検定第TN260号
質量 360±30g
特 長
- L3クラス(DOP粒子99.9%以上の捕集効率)に対応
防じんマスクの国家検定規格における粒子捕集効率試験と同等の試験をおこなっています。
放射性物質やダイオキシン類など有害性が高い粉じんに曝露するおそれがある作業に適しています。 - シリコーン面体(肌に優しく柔軟性に富み、肌荒れしにくくソフトな装着感)
- マスクを付けたまま会話のできる伝声器つき
使用可能な環境条件
1821HG全面型防毒マスクの使用可能な環境条件は、下記の1,2,3のすべてに適合した場合です。
これらの条件に適合しない場合は、送気マスクや空気呼吸器など環境条件に合った保護具をご使用ください。
1.環境中の酸素濃度が18%以上あること。
防毒マスクは、環境空気中の有毒ガスのみを吸収缶でろ過または無毒化させ呼吸するものですので、環境中の空気自体が酸素欠乏空気であっては、酸素欠乏を起こしてしまします。2.常温、常湿および常圧の環境であること。
防毒マスクの除毒能力に影響を与えます。3.環境中の有毒ガスの平均濃度が0.1%ただし曝露限界のN1倍を越えないこと。ただし1日の使用時間が30分未満の場合は、平均濃度0.1%ただし曝露限界のN2倍を越えないこと。
(N1=防護係数を測定した場合は100、測定しない場合は50)(N2=防護係数を測定した場合は300、測定しない場合は150)
例えば、環境中の有毒ガスがトルエンとすると、トルエンの曝露限界は0.005%(50PPM)と定められているので、1日30分を越えての作業をする場合で防護係数を測定しない場合は0.25%(2500PPM)まで使用が可能です。
曝露限界は、ほとんどすべての労働者が連日繰り返し曝露されても健康に有害な影響を受けないと信じられる有毒ガスの濃度の限界です。曝露限界には、日本産業衛生学会の勧告する許容濃度値を適用します。ただし許容濃度値が定められていない有毒ガスなどにあっては、ACGIH(米国産業衛生監督官会議)の勧告するTLV-TWA値を使用します。