エチレンクロロヒドリン
CASNo107-07-3
該当法規:107-07-3
別名 | ||
---|---|---|
グリコールクロルヒドリン、 2-クロルエタノール、 2-クロルエチルアルコール、 ベータ-クロロエチルアルコール | ||
おもな用途 | ||
医薬品、農業、染料などの有機合成中間体 | ||
性質 | ||
・無色液体、エーテル臭 ・水、有機溶剤に易溶 ・分子量 : 80.5 ・比重 : 1.2 ・蒸気密度 : 2.8 ・蒸気圧 : 650Pa(4.9mmHg)(20℃) ・融点 : -62.6℃ ・沸点 : 128.7℃ ・引火点 : 60℃ ・発火点 : 425℃ |
||
危険・有害性 | ||
人体への影響 | ・高濃度の蒸気は、目、鼻、のどを刺激する。吸入すると、中枢神経障害(頭痛・めまい・嘔吐)を起こす。 ・ばく露数時間後、激しい頭痛、胸痛、昏睡および死に至ることもある。 ・皮膚から吸収して中毒する。 |
|
必要保護具と管理濃度 | ||
ゴーグル | 要 | |
マスク | 有機ガス用防毒マスクまたは送気マスク | |
防護服 | 要 タイケムF タイケムTK |
|
化学手袋 | 要 | |
管理濃度 | 北川式ガス検知管 ガステック検知管 | |
緊急時の措置 | ||
消火方法 | 泡・炭酸ガス・粉末消火器 | |
目に入った場合 | 直ちに多量の流水で15分間以上洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
皮膚に付いた場合 | 直ちに汚染された衣服や靴を脱がせ、付着または接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
吸入した場合 | ・直ちに被災者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診察を受ける。 ・呼吸困難または呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。 |
|
飲み込んだ場合 | 速やかに医師の診察を受ける。 |