塩 素
CASNo7782-50-5
該当法規:特化則(特定第2類物質)
別名 | ||
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液体塩素、 液化塩素 | ||
おもな用途 | ||
塩化ビニルの合成原料、パルプ漂白用、上下水道殺菌・消毒用、臭素・ヨウ素の製造、鉱石の精練回収用、塩化物・塩素酸塩の製造、エッチング用、酸化剤 | ||
性質 | ||
黄緑色の気体。比重2.5 常圧下では-34℃で、常温下では5気圧で液化する。 液体は、こはく色、不快な刺激臭があり、水にとけやすい。 |
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危険・有害性 | ||
人体への影響 | ・皮膚接触により炎症を起こす。 ・吸入すると、せきがでて灼熱感あり、呼吸困難となり肺水腫を起こし、死亡することがある。 ・慢性症状として気管支炎、鼻粘膜の炎症を起こす。 ・濃度と作用の例示 塩素ppm 作用 0.1~0.2 臭気を感ずる。かなり刺激臭が強い。 3~6 目、鼻、のどに刺激、頭痛をまねく。 14~21 0.5~1時間で生命危険 40~60 短時間で生命危険 100 1分間以上耐えられない。 900 即死 |
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必要保護具と管理濃度 | ||
ゴーグル | 要 | |
マスク | 要 ハロゲンガス用防毒マスクまたは送気マスク | |
防護服 | 要 タイケムC タイケムF タイケムTK |
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化学手袋 | 要 |
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管理濃度 | 0.5ppm 北川式ガス検知管 ガステック検知管 | |
緊急時の措置 | ||
消火方法 | 漏えいした場合:遠方から大量の水をかける。元栓を確実に締める。消石灰またはか性ソーダを大量にかけ吸収中和させる。 | |
目に入った場合 | 直ちに多量の流水で15分間以上洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
皮膚に付いた場合 | 直ちに汚染された衣服や靴を脱がせ、付着または接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
吸入した場合 | ・直ちに被災者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診察を受ける。 ・呼吸困難または呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。 ・肺水腫を起こすおそれのあるときは、経過観察を要する。 |