メチルメルカプタン
CASNo74-93-1
該当法規:安衛法(危険物:可燃性ガス)
別名 | ||
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メタンチオール メチルチオアルコール チオメチルアルコール | ||
おもな用途 | ||
メチオニン製造用原料,医薬品,殺虫剤,反応促進剤,触媒活性調整剤,付臭剤 | ||
性質 | ||
無色気体,強い不快臭 水に微溶,エタノール,石油ナフサに可溶 比重 0.9 分子量 48.11 融点 -126℃ 沸点 5.8~6.2℃ 引火点 <0℃ |
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危険・有害性 | ||
人体への影響 | 一般に催眠作用があり,高濃度のものは,中枢神経を麻揮させる。 高濃度で局所的に用いると硫化水素と同様に結膜,角膜混濁を生ずる。 また,皮膚からも吸収され,長時間の塗布接触では発がんするといわれている。 さらに,角質溶解作用があるため,蛋白質を変質させるので直接の接触,蒸気の吸入は有害である。 |
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必要保護具と管理濃度 | ||
ゴーグル | 要 | |
マスク | 空気呼吸器 | |
防護服 | 要 タイケムF タイケムTK |
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化学手袋 | 要 北川式ガス検知管 ガステック検知管 | |
緊急時の措置 | ||
消火方法 | 泡・炭酸ガス・粉末消火器 | |
吸入した場合 | 人工呼吸を行い,医師の診察を受けさせる。 |