ICK-2 新型インフルエンザ、鳥インフルエンザ、SARS等感染症対策用保護具
ウィルス、バクテリアなど微細病原菌の感染から人体を保護するためにマスク、グローブ、タイベックプソフトウェアⅡ型防護服、シューズカバーをひとつのセットにして非常時などで利用しやすいパッケージにしました。(タイベック防護服は日本医師会でご採用いただきました)
パッケージの大きさ 20cm×28cm×7cm
装着の仕方は、こちらのページにあります。
使用用途
鳥インフルエンザ、新型インフルエンザ等パンデミック(感染爆発)が発生しウィルス感染した患者に接する作業鳥インフルエンザ、新型インフルエンザ等で汚染された場所の消毒作業
特殊清掃
私も実際にこのキットを動物の死体処理で使用したことがあります。くわしくはこちらのページです。
セット内容
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特 長
●N95マスク
N95とは、NIOSH(米国労働安全衛生研究所)の、微粒子用マスクの規格のことです。塩化ナトリウム(NaCl)の0.3ミクロン試験粒子に対して試験され、少なくとも95%以上の捕集効率をもっていることを認定されたものであることを意味しています。結核菌を含んでいる飛沫核は、(1~5ミクロン)であると考えられ医療用マスクとして使用されています。
折りたたみ式でコンパクトに収納
●タイベックソフトウェアⅡ型防護服とシューズカバー
口蹄疫の発生時には検査や消毒作業で多数使用されました。SARS発生時、鳥インフルエンザ発生時に多数使用されました。
バクテリアバリア性能
タイベックはシュードモナス菌を30℃で48時間培養した後の透過性試験でも、細菌を透過させません。
シュードモナス菌による透過性試験結果(試料を透過した細菌数)
タイベック | |
ブランク | 6.6×102 |
タイベック装着時 | 0 |
細菌数:試料を透過した空気中の細菌を寒天平板培地上に捕集し、培養して得られた集落数
試験機関:財団法人 日本食品分析センター
試験方法:細菌透過試験
微粒子バリア性
タイベックは1ミクロン以上の粒子に対して99.9%(3ミクロン以上では100%)の優れたバリア性があります。
タイベックの微粒子バリア性能
粒子サイズ | タイベック |
1ミクロン以上 | 99.9% |
0.5ミクロン以上 | 99.2% |
0.3ミクロン以上 | 91.3% |
●グローブ
アウター用手袋、インナー用手袋と2枚重ねて装着することにより、脱衣時の汚染を防止します。
インナー手袋(ニトリルゴム素材またはラテックス)
長めの手袋で袖口をカバーします。
厚みはおよそ0.2mm
個別包装で衛生的
アウター手袋(ニトリルラテックス手袋)
破れにくく丈夫
インナー手袋と合わせて二重の手袋で汚染されたアウターを迅速に外すことができます。
●ゴーグル
JIS T8147、EN166またはANSI Z87.1規格適合の防じんゴーグル
適応サイズ
身 長 | 胸 囲 | |
S | ~170cm | ~92cm |
M | 168~176cm | 92~100cm |
L | 174~182cm | 100~108cm |
XL | 180~188cm | 108~116cm |
よくある質問
Q1.ICK-2のキットとICK-3のキットはどこがちがうのですか?A1.それぞれのキットの違いは中に入っている防護服が違うだけです。ICK-2にはタイベックソフトウェアⅡ型防護服、ICK-3には、タイベックソフトウェアⅢ型防護服が入っています。
その他のゴーグル、N95マスク、インナー手袋、アウター手袋、シューズカバーは同じものが入っています。
Q2.このキットは、何回でも着られますか?
A2.このキットは1回使用したら処分、つまり、1回使い切りを推奨しています。
洗濯をすると防護性能が落ちます。
Q3.このキットの、保管期限は?
A3.製造日より2年です。冷暗所での保管をお願いします。
お客様の声
ご感想
コンパクトで、中身もわかり、1つ1つに着脱の用紙が入っていて、とてもいいキットだと感じました。
新型インフルエンザ対策として購入いたしました。ありがとうございました。
ご感想
早々の手配ありがとうございます。私共は葬祭業者で、霊柩運送に携わっています。今後、大流行することが危惧されている「新型インフルエンザ」の安全対策として、購入いたしました。
今回の購入数では足りない事は解っていますが、今後、徐々に増やしトータル数100キット準備するつもりです。
ご感想
パンデミックも発表され新型インフルエンザも弱毒性からいつ強毒性に変化するかわかりません。使わないですむことを願いながら、こちらのキットを購入致しました。迅速で丁寧な対応有難うございました。
徳間書店発行ベストヒットグッズ 1月号増刊 vol.9 平成15年12月23日発行に、この商品が「SARS対策は自らの手でこうじるしかない!」というタイトルで紹介されました。 |